建売住宅と軟弱地盤
建売住宅と軟弱地盤の問題をチェック!
建売住宅は多くの場合、すでに家が建っているか建築中ですから地盤に手を加えることができません。
あまり余計な心配をさせたくはないのですが、建売住宅の会社によっては次のようなケースがあり得ます。
家を建ててから、少しでも早く売るためには物件価格を低くしなければならない。
物件価格を低くするためには出来るだけコストを下げなくてはならない。
良心的な業者であれば、
「家に関する信用が第一だ。地盤調査も当たり前のように行い、軟弱であれば必要な工事を行おう。」
となるはずです。
当然、多少は販売価格にその分が上乗せされるのは仕方のないことです。
ところが、
「その金額では販売に時間がかかる。うちの会社は知名度も低いのだから、すぐに売るには客が飛びつくような低い価格にしなくてはだめだ。地盤調査も、工事もする必要はない。ここの土地だったら問題ないはずだ。」
と、自分の都合で万が一のことなど考えずに工事を行ってしまう業者がいる可能性があります。
建売住宅の新築を見ると、その外見だけで飛びついて買ってしまう人が少なくありません。
私の知っている限りでは、建売住宅の地盤に関して質問してきた人は皆無です。
その土地の地質調査があるかどうかは確認しておきたいものです。