希望の家が建てらない土地

希望の家が建てらないトラブル

希望の家が建てらない土地

土地は買ったが希望の建物が建てられないというケースがあります。

最近では、建売住宅よりも注文建築で家を建てる方が多くなっているため、このようなケースも増えているのではないでしょうか。

下記の内容は私が見聞きしたケースです。

1、設計士と設計の打ち合わせをしているうちに、建物の希望が当初より大きくなり、ケンペイ率容積率をオーバしてしまうケース。

これは、途中からの計画変更が原因ですから、第三者に何ら問題がないのでトラブルに発展することは考えられません。

2、仲介不動産業者の調査ミス。

契約時に知らされていた内容と事実に異なる点がある場合。

不動産取引におけるトラブルには、仲介業者に原因が起因するケースが少なくないようです。

業者に悪意がなく、単に調査ミスである場合と悪意があってわざと事実を知らせない場合があります。

3、前面道路の私道の持ち分がなく、未接道の土地になり建築許可が取れないケース。

4、市街化調整区域で建築ができない土地。

5、前面道路が4メートル以下で、セットバックが必要となりその分建築できる面積が減ってしまうケース。

6、土地と道路に高低差があり、土留めの付帯工事費用に予想以上のお金がかかり、建物の予算が減ってしまった。

上記のように、希望の家が建てられないケースでは、その原因の多くは事前調査不足にありまが、間取りなどは土地購入前に100%決めることが難しい場合もあります。

また、土地の売主と建物の建築業者が異なると、調査や見積もりの提供者が異なるためにトラブルが起きる原因となります。