軟弱地盤を見極める方法
近隣の住宅から軟弱地盤を見極める方法
購入を検討している土地の地盤の強度を確認するには地質調査が必要ですが、それには所有権が自分のものになってからでなければできません。
そこで、地域的に地番の弱いところであれば、購入予定土地の近隣の住宅を見ることである程度分かります。
まずは、周辺に立っている家の壁や、道路脇の電柱を見てください。
極端に地盤が弱い所は、家が傾いています。
そこまでいかなくても、壁にクラックが多くみられる家が多かったりします。
また、道路に凹みがないかどうか、電柱が傾いていないかどうかなどです。
その他、町名に沼や池、また田などのついた地域は、地盤が弱い可能性が高くなります。
その他の調べ方としては、近隣の人に直接聞いてみることです。
地盤の弱いことが明らかな地域は、住んでいる人が分かることが多いのです。
もし、分からない場合は車が通った時に震動が来るかどうかも一つの判断方法です。
地盤の弱いところは、車が通った時に、家が揺れやすくなります。
ただ、これらすべてをクリアしても、購入予定をしている土地だけが地番が弱いということもあり得ますので、その場合は地質調査をするしか方法はありません。
稀に、地下水などが真下を通っている場合などは、当然地盤が弱くなってしまいます。