土地購入時の注意点
土地購入時の注意点
住居を建てるために土地を購入する際には、注意すべき点が何点かあります。
その土地に希望する建物を建てるのに総額でいくらかかるか。
この「総額」が注意点です。
この注意点を明確にしないで土地を買うとトラブルのもとになります。
代表的な例は付帯工事費用の額を明らかにせず土地を購入したために、予想していたよりも数百万円費用がオーバーしてうようなケース。
では、その付帯工事費用にはどんなものがあるのか。
○土地と道路に高低差がある場合の土留め費用。
○宅地内に水道管が引き込まれておさず、前面道路から引き込むための費用。
○土地が広いと、周囲のフェンスや庭の造作にかかる費用は数百万円になる。
等です。
その他、土地購入時に注意すべき点は
○土地が狭い、容積率、けんぺい率の制限で等で希望の大きさの家が建てられない。
○前面道路が私道で持ち分がない。
等など 最近では建築単価の低い注文住宅会社が増えているために、建売住宅よりも注文住宅で家を建てたいという人が増えています。
そして、自分で土地を見つけてきては契約を進めて、後から建築会社から
「家を建てるには○○万円でできるが、それ以外の付帯工事費用でさらに○○万円かかりますよ」
と言われて驚く人がいるのです。
そういう場合、事前に建築業者に現場を見てもらい、そこに希望の間取りを建てた場合の総額(付帯工事費、銀行からの借り入れに関する諸費用まで)を出してもらえれば一番よいでしょう。
そこまでやってくれる業者であれば、トラブルが起きる可能性は低くなるはずです。
建築業者の中には、せっかく良い建物を提供しているにもかかわらず、そのようなことに不慣れな工務店もあることが、トラブルをもたらす原因になります。