仕様変更はトラブルのもと

仕様変更はトラブルのもと

仕様変更はトラブルのもと

間取りが決まり、壁や床材などの仕様を決めていきます。

基本的にプランは変えられませんが、仕様決定後に変更することは可能です。

しかし、これがトラブルのもとになるのです。

完成まじかになって現場を見た施主様から、「変更した通りの壁になっていない」とか、「フロアーの色が変更されてい」などの連絡が入り、信じられないトラブルが起きるのです。

私の周囲で起きたケースでの原因には下記のようなものがありました。

@設計担当者のチェックミス。

A資材を発注する現場監督の発注忘れ。

B受注したメーカーの手違い。

などなどです。

資材が現場に到着するまでの間、複数の人や業者を介しているため、いったん決めたものを後から変更すると、トラブルになることが多いのです。

もちろん、これは住宅会社の管理力によっても大きくことなるでしょうが、住宅産業はクレーム産業と言われるところをみると、業界全体的な問題と言えそうです。

そして、今だに多いのが「言った、言わない」のトラブルです。

何らかの変更や約束事があったら、必ず書面にしてもらい(簡単なメモ書きでもいいのです)、証拠を残すようにしてください。 相手に、注意を促す効果もありますから。