鬼門を気にして大凶の家ができた

鬼門を気にして大凶の家

鬼門を気にした結果住み心地の悪い家に

そもそも家相とは住み心地のよい家を造ることを目的としたものです。

現代に例えれば建築基準法みたいなものです。

ですから、家相で吉の家とは住み心地の良い家であり凶は住みにくい家ということになります。

狭い土地で、どうしても玄関の位置が鬼門になってしまうという場合があります。

その鬼門を避けるために、出入りが不便な位置に玄関を造ったところ、大きな荷物の出し入れが大変になったり、周辺からの死角になり泥棒が入りやすくなったりと、逆に住みにくい凶の家になってしまうことがあります。

つまり、家相の鬼門を気にするあまり、凶の家(住みにくい家)ができて本末転倒になってしまうのです。

家相に関しては、建築のことを十分に理解している人でないとなりません。

単なる占いの一部として中途半端な知識でアドバイスする人には十分に気をつけなくてはなりません。

先生と呼ばれている占い師でも、建築に関して知識がない人は要注意です。

私「先生、この間取りだと生活する上で不便では?」
先生「ばかを言ってはいけません。家相学ではこれが最高の間取りなのです」
「(ばかはあなたでしょ!)」と叫びたくなることがありました。