対面キッチンのデメリット

対面キッチンのデメリット

対面キッチンの知っておきたいデメリット

対面キッチンのデメリットを話してくれる人がいますか? 私が住宅の営業をしている時は、メリットを10言ったら、デメリットは2か3くらいにとどめておきました。

多くの住宅営業マンがそうではないでしょうか。

メリット半分、デメリット半分ではお客さんもキッチンの間取りをどうしたらよいのか迷ってしまいます。

さて、対面キッチンのデメリットの一つはというと、 奥さんが一息つける場所が一か所減ります。

例えばこんな場面を考えてください。

ある日、御主人のご両親が家に遊びに来ます。

義母は家の隅々をキョロキョロ見渡し、奥さんは冷や汗もの。

オープンキッチンですから、当然リビングからも見えるので事前にピカピカにしてあります。

御主人と御両親がリビングで話をしている時、そこから見えるオープンキッチンで奥さんは料理の準備。

時折、キッチンに目を向ける義母。

その視線が気になる奥さん。

食事の用意ができて、いざ食事。

会話にも、色々と気をつけ何かと大変。

さて、食事を終え後片づけ。

キッチンに戻り洗い物。

食器を洗う音が、ガチャガチャするたびに、視線を向ける義母。

奥さん作り笑いで(汗) とまあ、こんな感じです。

昔の姑の嫁いびりや、旦那さんと喧嘩をした嫁さんが涙を流したのは台所でした。

台所は、奥さんが一人で落ち着きたいと思った時には便利な空間なのです

それが、オープンキッチンになることで丸見え、ちっとも落ち着かない。

見たくもない旦那の顔(こんな時だってあるでしょ)がいつでも丸見え。

どうしてもオープンキッチンにしたいが、来客の時は独立がいいな、などという人はダイニングとリビングの間に間仕切りの引き戸をつけるのも良いかもれません。

家族の食事時に来客なんていう場合に便利です。

オープンにするか、独立型にするかは、来客の多さや奥さんの生活スタイルの順位にあるような気がします。

「オープンキッチンだと、料理をしながら子供と会話したり、眼の離せないうちは安心なのよね」 と言っている奥さん。

でも、子供はすぐに大きくなりますよ。