経験の浅い職人がもたらす欠陥住宅

経験の浅い職人がもたらす欠陥住宅

家づくりの現場を経験の浅い職人に任せてしまうことにより起きる欠陥もあります。

低価格で短い工期の住宅は、施主にしてみれば大変ありがたいことです。

しかし、そのしわ寄せは必ずどこかにくるのです。

大工を含む現場の職人がそうです。

一棟当たりの手取りが少なくなり、かつ工期が短くなる。

そうなると、腕の良い職人は定着しにくくなり、結果的に経験の浅い若い大工が多くなってしまいます。

職人の経験が浅いと、問題が発生しても対処の方法が分からないなど不安な点はあります。

せめて現場監督がしっかりしてくれれば、まだ救われるのですが、そのような会社には監督すら経験不足でかつ悪いことに一人の監督の抱える現場数が多くなるという悪循環になっているケースがあるのです。