住宅ローンの返済ができない!となった場合の対処法

住宅ローンの返済ができない!となった場合

住宅ローンの返済ができない、という人が不景気になると増えてきます。

この不況下では、住宅ローン破たん者が続出するかもしれません。

もとはと言えば、このアメリカ発の不景気もアメリカの低所得者達へ無理な住宅ローン融資を大量に行い、その金利が一気に上昇したことで債務者たちが返済ができなくなったことが原因です。

では、まず住宅ローンの返済ができなくなった場合の対処方法です。

一日も早く住宅ローンを融資してもらっている銀行に連絡をとり、現状での返済継続ができなくなった旨を伝え、返済金額もしくは返済期間の見直しの相談をしてください。

ローンの返済延滞のない状態で相談するのが一番望ましいです。

その方が銀行側としても相談を受けやすいのです。

簡単に家を売って賃貸に移れば良いと安易に考える人がいますが、購入後10年程度の人は、さほどローン残高は減っていないことを知っておくべきです。

仮に今家を売りにだした場合、売値が低くて住宅ローンが残ってしまう可能性が大きいのです。

残った住宅ローンはどうするか。

基本的に一括で返済しなくてはなりません。

また、賃貸に移るとはいっても、当然面積は極端に狭くなり、住み心地は悪くなうえ、最悪、家賃が住宅ローンとさほど変わらないなどということもあり得ます。

そこで行動を起こす前に、自分でシュミレーションを作ってみるとよいでしょう。

@近くで売りに出ている物件価格と比較して売却予想価格を出してみる。

A売却仲介手数料算出→(売却価格×3%+6万円)×消費税

BA+約50万円(売却にかかる諸費用と引っ越費用)概算です。

C売却価格-仲介手数料-諸費用-住宅ローン残高

上記に関しては仲介業者で相談にのってくれますから、さらに詳しい数字を出してくれるでしょう。

Cの金額がプラスかマイナスかが問題です。

もし、マイナスであれば、そのマイナス分を事前に現金で用意する必要があります。

それが無理で勝手に売却をかけてしまうと大変なことになりますので絶対に行わないように。

売却が無理だとなったら即銀行に相談してください。

相談しても無駄とわかったら、債務整理を専門的に行っている弁護士に相談するとよいでしょう。

いくつかの選択肢をアドバイスしてくれるはずです。

絶対に行ってならないこと、それは住宅ローンの返済を行うために、消費者金融などからお金を借りることです。

多重債務の借金地獄に陥る可能性大です。

住宅ローンが返済できなくなったら
1、住宅ローンを融資している銀行に相談。(同時に仲介業者に相場と売却に伴う諸費用を教えてもらう)
2、弁護士に相談 です。

大切なことはと、相談、相談、相談です。

絶対に自分の力で何とかしようとしないこと、です。