奥さんの借金で住宅ローン借入ができない

「妻の借金が原因のようです」という御主人の説明で納得できました。

私が住宅営業をしていた時のお客さんで、申請した住宅ローンがほぼ１００％借り入れできるだろう、という人が住宅ローンの承認がでなかったのです。

年収もサラリーマンの平均よりも高く、他に借り入れが全くない、過去にも延滞や滞納歴がない。

どう考えても、住宅ローンの申請回答が不承認でくる理由が見あたりませんでした。

本人が何かを隠していない限り。

それ以前に銀行から聞いた話で、このようなケースで考えられるのは本人が何か隠しているか、配偶者がブラックになっているケースだというのです。

納得のいかないというご主人に、そのような話をしたところ、御主人があとから奥さんに問いただして、そのことが分かったのです。

すべの銀行において、このようなケースが当てはまるかどうかは分かりません。

また、ブラックになっても５〜10年くらいで他行から借り入れが可能になるケースもありますから、この奥さんの場合は比較的新しいクレジットの事故だったのでしょう。

不景気になると、企業の倒産や失業等の可能性が高くなり、なにかと銀行側も貸し渋る傾向が強くなってしまいます。