不動産業者が作成する返済計画表
業者の返済計画表は売る側に都合よく作成されている
不動産業者の作成する資金計画表や、販売チラシの金利を見て
「ああ、この返済額だったら何とか支払える!」
と安心してはいけません。
不動産業者の資金計画や販売チラシの金利は、金利優遇などを適用した最低の金利で表示していることが多いのです。
何も知らない人は、その金額を返済期間を通して支払えばよいと勘違いします。
金利の低い時に住宅を購入することは大変恵まれたことなのですが、35年間の住宅ローンの返済ということを考えた場合、現実的なことを考えて住宅ローンの返済計画を立てる必要があります。
住宅販売やマンション販売会社の資金計画表は、あくまでも参考とし、現実の金利は上がることを前提に返済計画を立てることが大切です。
業者が一軒家を進める時、マンションと違い管理費や修繕積立金が不要だと言いますが、現実問題、長年住めば修繕費は発生します。
ですから、住宅ローンの返済を検討する場合は多少の余裕を持っておきたいものです。