高圧線下の土地の問題点

高圧線下の土地は比較的に安いが大丈夫？

高圧線下の土地の場合、建物の高さ制限が規制されます。

ただ、２階建の住宅で問題になるくらい高圧線が低い位置にあることは考えにくいと思います。

高圧線下の物件を検討する人が気にするのは、どちらかというと人体に及ぼす影響ではないでしょうか。

海外では白血病の発生率が高くなるという結果報告を出したところもあるようでが、実際の因果関係を立証するところまでは至ってないようです。

私自身、電力会社に問い合わせて聞いてみたことがありますが、答えは「問題はない」というものでした。

まあ、予想通りの答えでした。

ただ、その電力会社は実態調査は行っていないとのことでした。

私がお客さんから、この問題に関して聞かれたときは次のように答えていました。

「気になるのであれば見送って別の物件を探しましょう」

とは言っても、その場所がお客さんが長年探してきた希望の地域にあり、今後その地域で物件がでるかどうかが分からないという問題もあります。

多くの場合、そこがネックになります。

それでお客さんが迷った場合

「家族でよく考えてください」と言って、後は答えを待つのみです。

普通、いざ物件を決める場合、多かれ少なかれ迷う理由はあるもので、その大半は説得できるものです。

しかし、このようなケースの場合、私は無理には説得しません。

お客さんの意思にゆだね、じっと待ちます。

それで物件が他の人に決まれば、それも仕方なしとあきらめます。

なぜなら、私自身分からないからです。