子供に洋書を読ませる

当オンラインレッスンを受講されている生徒さんの中に10歳になる小学生がいます。 いくつか行っている学習方法の中に洋書の音読が含まれています。

現在教科書として使っている洋書名は[Nate The Great]です。 レッスン開始当時はABCからはじめまた。

小学生の子供に洋書を読ませるという考えは、レッスン開始当初からあったわけではありません。この子が読書を好きだということで、ためしに私の後からリピートをさせてみたら本人が大変楽しんでくれたのです。

今では下記のような学習が行えるレベルまでになりました。 まずは原書を音読します。

My name is Nate the Great.
I am a detective
I work alone.
Let me tell you about my last case:
I had just eaten breakfast.
It was a good breakfast.

次にこの英語を本人が日本語に声を出して訳してゆきます。
僕の名前はネイト ザ グレイト。
僕はひとりで仕事をする。
最後の事件を話してあげよう。
…..

とこんな感じです。
好きこそものの上手なれ、ですね。

お子さんに限らず、私が常に生徒さんに伝えていることは、同じことを繰り返し学習することの大切さです。

これは、フレーズをリピーティングしたりするだけにとどまらず、文法学習も同じです。 この生徒さんはこれまで、この本を数十回と読んできました。 最終的には同じ本を数百回読むことになるかもしれません。

この繰り返しの学習を行えば、おのずと結果が伴います。 そして、生徒さんが繰り返し学習の重要性に気が付いてくれることに大きな意味があります。

やったことに対する結果がでることを体験した生徒さんは、単調な学習を飽きることなく取り組むことが出来るようになります。 そのことが英語を身につける重要な能力となります。

一見、不可能にも思えるお子さんの洋書の読書も、この繰り返し学習によって少しずつ意味を理解できるようになります。

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