英語を話せる人に特別な能力はある?

英語を話せる人には何らかの特別な能力がある、と考えてはいませんか? 私が英会話を学習し始めた当時は、そう信じていました。

英会話を学習し始める人は例外なく、英語が話せるようになりたい、と思って始めるのですが、不思議なことに多くの人が"本当に話せるようになるのだろうか?"という疑心暗鬼の気持ちでいるのです。

同じ経験をしてきている私としては、そのような初級レベルの学習者の気持ちがよく分かります。

では、英語を話す人には特別な能力はあるのでしょうか? 答えはイエスでありノーでもあります。 この能力とは"学習を継続する力"だと私は考えています。

これは誰にでも備わっている能力なので決して特別なものではありませんから答えは"ノー"つまり、特別な能力ではないことになります。

しかしながら、英会話学習においては初級レベルで学習を止めてしまう人が多いことからも、"継続する能力"はあまり発揮されていないようです。その点で、この英語学習を継続する能力は特別ということが言えるかもしれません。

「どうしたら英語が話せるようになるの?」という問いには
「話せるようになりまで学習を続けることだ」
というのが私の長年の経験からの答えです。

"英語学習を継続する力"があれば、だれでも英語は話せるようになると私は信じています。

どうやって英語を勉強するかは"枝葉の問題"であり、それは学習を継続するという"幹"から何本も分かれているにすぎません。

多くの人は、この枝葉ばかりを気にして肝心な"幹"の部分が見えていません。 英会話学習は"ライフワーク"だと私は考えています。 本気になって踏み入れたら、二度と出ることはできない世界なのです。

奥に踏み込むほどに、その世界の楽しさを体験することができます。
あきらめないでください。

誰にも”学習を継続する能力”は備わっているのですから。

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