受身文+現在完了形
受身文と現在完了形はどのような状況で使われるのか。
例)
Aさんが財布を無くしてしまい、Bさんの「見つかった?」という問いに「まだ見つかってない」と答えるとしましょう。
初心者に多い間違い。
① It was not found.=それは見つかりませんでした。(もう探すのをやめたようなニュアンス)
② It is not found.=それは見つかりません。(探しても無駄といったニュアンス)
③ It hasn't found yet.=それはまだ見つけていません。(「それ」が何かを探しているという意味)
ここでは①と②を合わせたことをいいたいわけですね。以前から今までずっと探しているが見つからない(継続)。かつ、「見つけられないでいる」という受身にします。
それはまだ見つかっていません。
It has not been found yet.
Beenはbe動詞の過去分詞ですね。それプラス受身文(be動詞+過去分詞)になることでfindがfoundとなります。
受身文+現在完了形 例文集
-
私たちは結婚して20年になります。
We have been married for twenty years. -
そのPCはまだ修理されていません。
The pc has not been fixed yet. -
彼は病院に運ばれました。
He has been taken to the hospital. -
心配しないでください、それは(対処/手配/処理)済みです。
Don't worry, it has been taken care of. -
小包は既に発送されました。
The package has already been sent out. -
私はまだ何も言われていません。
I haven't been told anything yet. -
10人以上の人が怪我をしました。
More than ten people have been injured. -
彼らのうち二人が死亡しました。
Two on them have been killed. -
大統領が撃たれました!
The president has been shot!